3級頻出の「時系列データ」を学びましょう。月別売上・株価・気温など、時間と紐づくデータの読み方です。
時系列データって、要は時間と一緒に変わる数値のことだよね?
その通り。時系列データは、月別・年別・日別など時間順に並んだデータよ。
3級では特に変化率と指数の計算が頻出よ。
両方覚えれば得点源になるわ。
変化率って、対前月比とか対前年比のやつですかぁ?
ええ。
補足すると、変化率(%) = (今期の値 − 前期の値) / 前期の値 × 100 で計算するの。
+10% なら、あたしの感覚だと『前期から10%増』ってことだよね!
じゃあ −10% は1割減ってことですかぁ?
そう。
そしてここが落とし穴なの。
10%増の翌月に10%減でも、元の値には戻らないのよ。
220×0.9=198 で、200を割り込むでしょ。
えっ、増やした分だけ減らしても戻らないの!? 変化率って意外と気をつけなきゃじゃん。
そして指数は、ある基準時点を100として、それ以降の値を相対表示する手法よ。
たとえば消費者物価指数(CPI)は、2020年を100とした基準で、2024年が105なら『2020年比で5%上昇』と読めるの。
基準を変えれば、見え方が変わるんですねぇ♪
3級では指数表や前年比の表を読み取って計算させる問題が定番で、電卓で割り算1回で解けることが多いのよ。
問われ方を知っておけば慌てないわ。
新聞の経済記事で『指数』ってよく見るけど、これだったんだ! めっちゃ身近じゃん。
変化率と指数の計算 公式: 変化率(%) = (今期 − 前期) / 前期 × 100 指数 = 比較時点の値 / 基準時点の値 × 100 例1: ある会社の月別売上 (万円) 4月: 200, 5月: 220, 6月: 198 4→5月の変化率 = (220 − 200) / 200 × 100 = +10% 5→6月の変化率 = (198 − 220) / 220 × 100 ≈ −10% 例2: ある製品の価格指数 (2020年=100) 2020年: 1000円 (基準) 2023年: 1050円 2024年: 1080円 2023年指数 = 1050 / 1000 × 100 = 105 2024年指数 = 1080 / 1000 × 100 = 108 → 2020年比 8% 上昇 例3: 指数から『対前年変化率』を読む 指数が 105 → 108 のとき 変化率 = (108 − 105) / 105 × 100 ≈ 2.86% ※『108 − 105 = 3』は3ポイント上昇であって、3%上昇ではない
確認クイズ
ある商品の価格が、2020年に1000円、2024年に1200円のとき、2020年=100 とする2024年の指数はいくらか。
- 100
- 108
- 120
- 200
こたえを見る
正解: 3. 120
指数 = 比較時点 / 基準時点 × 100 = 1200 / 1000 × 100 = 120。