統計の最も基本的な代表値「平均値」。電卓を使って計算する練習をしましょう。
平均値ってどう計算するんだっけ?
平均値μ または x̄ は、すべてのデータの和をデータ数で割ったもの。
x̄ = Σxᵢ / n よ。
Σ(シグマ)って何ですかぁ?
こよみ、見たことないですぅ…
シグマ記号は『すべての和』を表す記号。
Σxᵢ は『xᵢ をすべて足し合わせる』という意味よ。
マジで!?
よっしゃ、テストで5人の点数の平均を出すなら、5人分足して5で割るってことだね!
そう。
これが算術平均、いわゆる「平均」よ。
3級で扱う平均は基本的にこの算術平均ね。
そうそう、度数分布表からの平均は、Σ(階級値 × 度数) ÷ 全度数 で計算するのよ。
階級値で代表させて計算するんですねぇ♪でも、それって元データの平均とぴったり同じになるんですかぁ?
ふふ、いいところに気づいたわね。
階級内のデータを階級値で代表させる『近似』だから、元データの平均とは多少ズレることがあるの。
補足すると、階級内のデータが中央付近に均等に散らばっていれば、近似はかなり正確になるわ。
平均値の計算例
例1: 5人のテスト点数 {60, 70, 80, 90, 100}
x̄ = (60 + 70 + 80 + 90 + 100) / 5
= 400 / 5
= 80
例2: 度数分布表からの平均
階級値 度数 階級値×度数
25 2 50
35 4 140
45 6 270
55 5 275
65 3 195
────
合計20 930
平均 = 930 / 20 = 46.5
確認クイズ
5人のテスト点数 {55, 65, 70, 75, 85} の平均値を求めよ。
- 65
- 70
- 75
- 80
こたえを見る
正解: 2. 70
平均 = (55 + 65 + 70 + 75 + 85) / 5 = 350 / 5 = 70。シンプルにすべての値を足してデータ数で割ります。