度数分布表の作り方

階級の決め方から度数の数え方まで、度数分布表の基本を実例で学びます。

1変量データを整理する第一歩、度数分布表の作り方を実例で学びます。

橙川 こよみ(普段) 橙川 こよみ

度数分布表って、どうやって作るんですかぁ?

茶谷 結(普段) 茶谷 結

まず階級を決めて、データを各階級に振り分けて度数を数えるの。

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

階級の幅は『データの最大値 - 最小値』を5〜10で割った値が目安。
多すぎても少なすぎても見にくくなるわ。

墨谷 まる(笑顔) 墨谷 まる

なるほど、階級が多すぎるとガタガタで、少なすぎると平らすぎちゃうんだね。

茶谷 結(笑顔) 茶谷 結

いい例えね。
階級は『〇〇以上 〇〇未満』の形で、隙間がないように設定するの。

橙川 こよみ(笑顔) 橙川 こよみ

じゃあ20以上30未満の次は、30以上40未満ですねぇ?

白河 恭子 先生(普段) 白河 恭子 先生

そう、30は前の階級ではなく、次の階級に入る決まり。
境界の重複を避けるためよ。

墨谷 まる(笑い) 墨谷 まる

へぇ〜!
あたしも作ってみたい!

墨谷 まる(普段) 墨谷 まる

あれ、でも 33÷7=4.7 なのに、5cm刻みにしちゃっていいの?

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

ふふ、いいのよ。
階級幅は『読みやすさ優先』で、4.7をキリの良い5に丸めてOK。
目安を機械的に守る必要はないわ。

茶谷 結(普段) 茶谷 結

補足すると、5や10といったキリの良い幅にすると、階級の境目が150・155・160…と揃って表が読みやすくなるの。

白河 恭子 先生(普段) 白河 恭子 先生

3級では、与えられた度数分布表の空欄(度数や相対度数)を埋めたり、ヒストグラムと度数分布表の対応を選ぶ形でよく問われるわ。
自分でゼロから階級幅を決める問題は少ないの。

クラスの身長データ (cm) - 20人
152, 155, 158, 160, 162, 163, 165, 165, 167, 168,
168, 170, 170, 171, 173, 175, 178, 180, 182, 185

ステップ1: 範囲を確認
  最大 - 最小 = 185 - 152 = 33
  階級幅 = 33 ÷ 7 ≈ 4.7 → 5cm刻みに設定

ステップ2: 度数分布表を作る
  階級              階級値   度数
  150以上 155未満     152.5    1
  155以上 160未満     157.5    2
  160以上 165未満     162.5    3
  165以上 170未満     167.5    5
  170以上 175未満     172.5    4
  175以上 180未満     177.5    2
  180以上 185未満     182.5    2
  185以上 190未満     187.5    1
                              ───
                          合計 20

確認クイズ

度数分布表を作る際の階級幅の目安として最も適切なものはどれか。

  1. 常に1単位
  2. (最大値 - 最小値) ÷ 5〜10
  3. データの平均値
  4. 標本サイズと同じ
こたえを見る

正解: 2. (最大値 - 最小値) ÷ 5〜10

階級幅は(最大値 - 最小値) を 5〜10 で割った値が目安です。階級が多すぎると凸凹が目立ち、少なすぎると分布の特徴が見えなくなります。

橙川こよみが美術室で水彩画を楽しむ様子

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