度数分布表の見方を深めるカギ、階級値と相対度数を整理します。
階級値は、各階級の中央値のこと。
50以上60未満なら55よ。
中央じゃなくて中央値…?
なんで中央値って呼ぶんですかぁ?
代表値として使うとき、階級内のデータが均等に分布していると仮定して、その中央の値を代表にするの。
これで度数分布表から平均を計算できるようになるわ。
相対度数は?
相対度数は各階級の割合のことで、『度数 ÷ 全度数』で計算するのよ。
すべての階級の相対度数を足すと1になるわ。
標本サイズが違う2つの分布を比較する時に便利。
100人の調査と1000人の調査でも、相対度数なら同じスケールで比べられるの。
あ、それで率や割合になるんですねぇ♪
マジで!?
百分率に直せば%表記もできるね!
そう。
相対度数 0.25 = 25%。
これを帯グラフや円グラフで表現することも多いわ。
表の右端にある『累積相対度数』は何が違うんですかぁ?
累積相対度数は、下の階級から相対度数を足し上げていった値なの。
だから一番下の階級では必ず 1.00 になるわ。
3級では『累積相対度数が0.60に最初に達するのはどの階級か』『この階級までで全体の何%か』のように、累積を読み取らせる問題が出るのよ。
表に累積列があると一発で答えられるわ。
階級値と相対度数の計算
階級 階級値 度数 相対度数 累積相対度数
20以上 30未満 25 2 0.10 0.10
30以上 40未満 35 4 0.20 0.30
40以上 50未満 45 6 0.30 0.60
50以上 60未満 55 5 0.25 0.85
60以上 70未満 65 3 0.15 1.00
─── ────
合計20 1.00
確認クイズ
上の表で、『50以上60未満』の階級までの累積相対度数はいくらか。
- 0.25
- 0.60
- 0.85
- 1.00
こたえを見る
正解: 3. 0.85
累積相対度数は下から足し上げます。0.10+0.20+0.30+0.25 = 0.85。『50以上60未満』までで全体の85%が含まれることを表します。