『偏差値65』『Z=2.0』など、得点を比較可能な指標に変換する標準化を学びましょう。
偏差値ってよく聞くけど、どうやって計算するの?
まずZ得点を計算するの。
Z = (x - μ) / σ。
これを10倍して50を足すと偏差値ね。
ふふ、つまり偏差値 = 50 + 10 × Z得点 よ。
ふぇぇ…50を足すのはなぜですかぁ?
偏差値が負の数になると直感的にわかりにくいから、平均を50に置き換えるの。
こうすれば、だいたい0〜100の範囲に収まるわ。
マジで!?
じゃあ偏差値60って『平均より1σ上』ってことかぁ!
そう。
偏差値70は『平均より2σ上』。
これは正規分布で上位2.3%くらいに相当するわ。
Z得点と偏差値は『異なるテスト同士の得点を比較できる』のが最大のメリットよ。
ふぇぇ…同じ80点でも、すごく難しいテスト(平均が低い)だと偏差値は跳ね上がったりするんですかぁ?
ええ、そのとおり。
たとえば平均50点・標準偏差10点のテストで80点なら、Z = (80−50)/10 = 3、偏差値は 50+10×3 = 80 にもなるの。
同じ80点でも、平均80点のテストなら偏差値はちょうど50ね。
へぇ〜!
点数そのものより『集団の中でどの位置にいるか』が大事なんだね!
Z得点と偏差値の計算 公式: Z得点 = (x - μ) / σ 偏差値 = 50 + 10 × Z得点 例: 数学のテスト 平均60点、標準偏差15点で、自分の点数が75点 Z = (75 - 60) / 15 = 1.0 偏差値 = 50 + 10 × 1.0 = 60 別の例: 英語のテスト 平均70点、標準偏差10点で、自分の点数が90点 Z = (90 - 70) / 10 = 2.0 偏差値 = 50 + 10 × 2.0 = 70 → 数学75点(偏差値60)より英語90点(偏差値70)のほうが 集団内での位置が高い、と比較できる
確認クイズ
平均60点、標準偏差15点のテストで、80点を取った人の偏差値はおよそいくらか。
- 55
- 60
- 63
- 67
こたえを見る
正解: 3. 63
Z = (80-60)/15 = 1.333、偏差値 = 50 + 10×1.333 ≈ 63。やや偏差値60より高い水準です。