確率変数がとる値と、その確率の対応を表す「確率分布」を学びます。
確率分布は、確率変数の各値とその確率の対応を表したもの。
離散の場合は表で書けるわ。
ふふっ、サイコロの出目Xなら、X=1〜6 のすべてで P(X=k) = 1/6 。
これがサイコロの確率分布なのよ。
全部足したら必ず1になるんだよね?
そう、すべての確率の合計は1になる。
これが確率分布の基本性質ね。
コインを2回投げた時の表の回数Xも、確率分布になるのぉ?
あらあら、なるのよ。
X=0,1,2 のそれぞれで確率を計算すると、1/4, 1/2, 1/4。
これも立派な確率分布ね。
あれぇ? 表が1回だけのところが1/2で一番大きいのは、なんでですかぁ?
表1回になる出方は『表→裏』と『裏→表』の2通りあるからよ。
表表・裏裏はそれぞれ1通りずつだから、真ん中だけ2倍になって山ができるの。
なるほどぉ、出方の数が多いほど確率が高くなるんですねぇ。
確率分布の例 例1: サイコロの出目X X 1 2 3 4 5 6 P(X) 1/6 1/6 1/6 1/6 1/6 1/6 合計1 例2: コイン2回投げて表の回数X X = 0: 裏裏 → 1/4 X = 1: 表裏 + 裏表 → 2/4 = 1/2 X = 2: 表表 → 1/4 X 0 1 2 P(X) 1/4 1/2 1/4 合計1
確認クイズ
確率分布の基本性質として最も正しいものはどれか。
- 各確率は1以上である
- 確率の合計は1である
- 確率の合計は0である
- 確率は負の値をとる
こたえを見る
正解: 2. 確率の合計は1である
確率分布のすべての確率の合計は1になります。これは確率の公理的定義から導かれる重要な性質です。