二項分布の確率を電卓で計算する頻出パターンを練習します。
補足すると、二項分布 B(n, p) の確率計算は P(X=k) = nCk × p^k × (1-p)^(n-k) で機械的に求められます。
電卓で nCk を計算するときは、組合せの式を展開して、順に掛け算と割り算をしていくのよ。
C(n,k) = n!
/(k!
(n-k)!) を全部計算するのって、大変じゃない?
コツは、分母と分子で打ち消し合う部分を整理することです。
たとえば C(10,3) = (10×9×8)/(3×2×1) = 120 のように、k個分だけの掛け算で済みますよ。
あの…B(10, 0.3) って、10回中あたりが0.3で出るくじを引く感じですかぁ?
そうよ。
確率0.3の試行を n=10 回くり返して、あたりがちょうど k 回出る確率ね。
コイン投げや、製品の不良品の個数がまさにこれなのよ。
補足すると、3級では確率値を電卓で出させる計算に加えて、期待値 E=np・分散 np(1-p) を聞く出題もあります。
P(X=k) の式は丸暗記ではなく『C × 成功^k × 失敗^(残り)』の構造で覚えると忘れにくいですよ。
演習: B(10, 0.3) で X = 4 となる確率
ステップ1: 組合せ
C(10,4) = (10×9×8×7) / (4×3×2×1)
= 5040 / 24
= 210
ステップ2: 確率の計算
p^k = 0.3^4 = 0.0081
(1-p)^(n-k) = 0.7^6
0.7^2 = 0.49
0.7^4 = 0.49² = 0.2401
0.7^6 = 0.2401 × 0.49 ≈ 0.1176
ステップ3: 全体
P(X=4) = 210 × 0.0081 × 0.1176
≈ 0.200
→ 約20%の確率でX=4
確認クイズ
B(5, 0.4) で X=2 となる確率はおよそいくらか。
- 0.10
- 0.20
- 0.35
- 0.50
こたえを見る
正解: 3. 0.35
C(5,2)=10, 0.4²=0.16, 0.6³=0.216。 P = 10×0.16×0.216 = 0.346 ≈ 0.35。