ヒストグラム・箱ひげ図の読み取り

グラフ読み取り問題で着目すべきポイントを整理します。

グラフから情報を素早く正確に読み取る訓練。3級では読み取り問題も頻出です。

茶谷 結(普段) 茶谷 結

ヒストグラムからは、(1)分布の形(対称・歪み)、(2)中央値の位置、(3)外れ値の有無、(4)山の数を読み取るの。

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

箱ひげ図からは、最小値・Q1・中央値・Q3・最大値の5値が一目でわかるわ。

墨谷 まる(普段) 墨谷 まる

あたし、複数の箱ひげ図を並べた問題が出たら、何を見ればいいか迷っちゃうんだよね。

茶谷 結(笑顔) 茶谷 結

(1)中央値の位置、(2)IQR(箱の長さ)、(3)範囲(ひげの先まで)、(4)対称性を比較するのが基本ね。
3級では複数の箱ひげ図を並べて『正しい記述/誤った記述』を選ぶ出題が定番だから、中央値・IQR・範囲を一つずつ照合すれば消去法で解けるわ。

橙川 こよみ(普段) 橙川 こよみ

あの…ヒストグラムと箱ひげ図って、同じデータからどっちも作れるんですかぁ?

白河 恭子 先生(笑顔) 白河 恭子 先生

そうよ。
同じデータでも、ヒストグラムは形の詳細、箱ひげ図は5値の要約を見せてくれるの。
複数グループを並べて比べるなら箱ひげ図が便利なのよ。

橙川 こよみ(笑い) 橙川 こよみ

なるほどですぅ。
用途で使い分けるんですねぇ。
えへへっ。

小例: あるテストの五数要約から箱ひげ図を読む

  最小値  Q1  中央値  Q3  最大値
    2     5     8    12    20

  IQR(箱の長さ) = Q3 - Q1 = 12 - 5 = 7
  範囲(ひげの先まで) = 最大 - 最小 = 20 - 2 = 18

→ 『箱の長さ=IQR=7』『範囲=18』は別物。混同しないこと

確認クイズ

箱ひげ図で『箱が長い』場合、どんなデータの特徴を示すか。

  1. 中央値が高い
  2. データの中央50%のばらつき(IQR)が大きい
  3. 外れ値が多い
  4. サンプルサイズが大きい
こたえを見る

正解: 2. データの中央50%のばらつき(IQR)が大きい

箱の長さ = IQR (四分位範囲) なので、箱が長いとデータの中央50%のばらつきが大きいことを示します。

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