回帰直線を使った予測の仕方と、その限界を理解します。
回帰式に新しいxを代入したら、yの予測値が出るんでしょ?
ええ、ŷ = a + b×x_new で計算するの。
これを当てはめ値、あるいは予測値と呼ぶわ。
でも気をつけないといけないのが『外挿』。
データの範囲外を予測することよ。
外挿?
…うぅ〜ん、なんだか難しそうなのぉ?
補足すると、たとえば身長150〜180cmのデータで作った回帰式で『身長220cmの人の体重』を予測すると、そんな極端な値で線形関係が続くとは限らないの。
なるほど、データの範囲内で使うのが安全なんだね!
そう。
データ範囲内での予測を内挿、範囲外を外挿と呼んで、外挿は要注意よ。
それと試験では、回帰式と x の値を与えて ŷ を計算させる単純な代入問題が最頻出なの。
電卓で確実に得点したいところね。
回帰直線で予測する例 回帰式: y = -123.4 + 1.12x (前回求めた身長⇒体重の式) 予測1: 身長165cmの人の体重 ŷ = -123.4 + 1.12 × 165 = -123.4 + 184.8 = 61.4 kg → データ範囲内なので内挿、信頼できる 予測2: 身長220cmの人の体重 ŷ = -123.4 + 1.12 × 220 = -123.4 + 246.4 = 123 kg → データ範囲外、極端な外挿、信頼性に疑問
確認クイズ
回帰直線 y = 10 + 0.5x で x=20 のときの予測値はいくらか。
- 10
- 20
- 30
- 40
こたえを見る
正解: 2. 20
ŷ = 10 + 0.5×20 = 10 + 10 = 20。