全数調査と標本調査、それぞれのメリット・デメリットを整理します。
全数調査は精度が高いけれど、コストと時間がかかるの。
日本の国勢調査は5年に1度よ。
逆に標本調査は早くて安い反面、選び方を誤ると標本誤差や偏りが生じるリスクがあるわ。
5年に1回?
しかもめっちゃお金かかるんでしょ?
なんで標本調査じゃダメなの?
補足すると、国勢調査のように『国民全員』のデータが行政の基盤になる場合は、漏れがないよう全数調査が必要なの。
少数民族や離島の人々も把握する必要があるからね。
一方で、視聴率調査は全世帯を計測するのは現実的でないから、関東地区では約2700世帯のパネルでその地区の視聴率を測定するのよ。
わぁ〜、ほんの数千世帯で地区の視聴率がわかっちゃうんですかぁ?
すごいですぅ♪
なるほど〜!
標本がちゃんと選ばれてれば、全数調査じゃなくても精度の高い推測ができるんだね!
あの…標本誤差と偏りって違うものなんですかぁ?
いい疑問ね。
標本誤差は『たまたま選んだ一部だから生じる、避けられないズレ』。
偏りは『選び方が悪くて一方向に偏る、防げるはずのズレ』よ。
標本を増やせば誤差は小さくできるけど、偏りは数を増やしても消えないの。
そう、ポイントは「正しく選ぶ」ことね。
次の記事で無作為抽出を詳しく見ていくわ。
確認クイズ
全数調査の具体例として最も適切なものはどれか。
- テレビ番組の視聴率調査
- 選挙の出口調査
- 国勢調査
- 新製品のモニター調査
こたえを見る
正解: 3. 国勢調査
国勢調査は日本国内の全世帯を対象とする全数調査で、5年に1度実施されます。視聴率調査・出口調査・モニター調査は標本調査の例です。